詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

病院にて

点滴は ポタッ ポタッ
手術のマスイ 切れ
痛い いたい と 娘の うめく

前十字じん帯 断裂
高校最後の バスケの試合で やっちまった

痛いよなあ と
冷たい足先をさするが
目は なんとなく のど元へ
甲状腺に のう胞 2との診断
避難もしたし 西の野菜も食べさせた
マスクは嫌がっていたなあ・・・

逃げた日に ヨウ素がいっぱい降ったって
と 連れ合いがこぼす
仕方ねえべ ガソリンはねえし
南さ 所沢しか 行くとこ ねがったんだよ

チェルノブイリの知見では 4年後※と
100倍にもなった フクシマの甲状腺ガンを否定する
バカヤローの 医大

ありがとう 温かくなったよ と 娘の言う
そう 良かった
お父さんの手からは 気が出るんだよ
足を さすりつ 祈ります

おまえの
いのちのちから 失せぬよう
わたしに
まことの やさしさ 宿るよう

(2013.3.10)

※甲状腺異常が福島の子供たちに早くも発見された時に、チェルノブイリでは4年後からという論拠で放射能との因果関係を否定した。

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by johnny311 | 2013-07-02 07:56 | 第2集 | Comments(0)