詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「山茶花(さざんか)」

軒にかかる 赤い 山茶花
バッサ バッサと 枝 落とし
春の保養の したくする

夕べの 新年会
おりる
やりたいことではなくなった と 言ったひと
聞かされたほうは 切ないが
言ったほうも 切なかろう

バチバチと 燃える山茶花
青い葉 たちまち まっ赤になって
黒く 灰いろ くずれ落ち 
白い煙となって 空に消えゆく

「チェルノブイリでも 運動は
5年目が一番苦しかったのです」 と ヒロカワさん
フクシマで 被ばくしたから 
逃げられんからと おれはつぶやいて
また 山茶花の枝を放り込んだ
ひとが去るのは さみしいのお
だども 新しい年が来たんだもの 
新しいひとも やってくるべ

雪の無い 佐渡へっついの家の お正月
ネズミ三匹 捕まえた
とんびか たぬきに くれてやろう
やがて 東の空にはお月さま
手 合あわせてから 家さ

夕げは 三日目のアラ汁
ひとり
寒ブリの あたまをすすったのさ

(2016年1月4日)

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by johnny311 | 2016-09-19 10:44 | 日々の詩2016年 | Comments(0)