詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「賀状書き」

黒い瓦を 白くして
ようやく 冬になりました
わたしは コタツで 賀状書き

今年もよろしくと 書くけんど
おめでとうとは 書かね
あれから 5年経ってもな 避難の権利もなくてな
次の春には 家 出され
なんも めでたいこと あるもんか
残りの人生
放射能から子どもを守り
笑って 死んでいけたらいい

ちょっと そんなごど 書いてんの
正月そうそう 死ぬだの 縁起でもねえ

なあに 正月は 冥途の旅の一里塚って言うんでねえが
おれも年寄りだもの 時間ねえ
覚悟して 生きねばなんねえのさ

庭の 梅の木 白くして
雪が チラチラ 降ってます
きょうは のんびり 賀状書き
ねこも まんまる ヒザのうえ

(2016年1月15日)











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by johnny311 | 2016-12-23 09:30 | 日々の詩2016年