詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「2万4千年の 毒」

わたしの体には 2万4千年の毒がある
死のトゲとなって 病み 痛み 腐らせる
抜けるだけ抜いて 子どもたちを遠くに連れていって
その時がきたら 目をつむる
大好きな あのひとを 想いながら

わたしの星には 2万4千年の毒がある
死のトゲは 虫や 花や ビセイブツや ケモノや
あらゆる 生きものの中に忍び込み
青い星を 灰色に 変える
やがて 毒を作りだしたニンゲンは死に絶えて
長い 長い 昼と夜と 昼と夜を重ねて また 青い星に還る

魂となったわたしは 懐かしいひとたちと再会して でも
やっぱり 大好きなあのひとに 会いたいものだから それに
2万4千年も待てないものだから また
トゲだらけの この世に 生まれかわるのです

せっせと 死のトゲを抜き 子どもたちを島に 連れていき
風になって 花になって 鳥になって あのひとに会いに行き
そうしてまた 死んで生まれてを くり返す

それは わたしの願いわたしの使命
それは あらゆる生きものたちの願いと使命
なぜならそれは この星が 望んでいるからなのです

わたしの体には 2万4千年の毒がある
死のトゲとなって 病み 痛み 腐らせる

(2016年1月24日)



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by johnny311 | 2017-03-11 19:09 | 日々の詩2016年 | Comments(0)