詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「イモムシから サナギへ」

あなたは いつも大変なほうを 選ぶ

そうかな 原発止めることも
保養も 灰の行進したことも
そうするしか なかったんだよ

そうするしかないと 言いながら
大変なほうを 選ぶ

そうかな
でも そう言われると
なんか 悲しい気持ちがする

あなたはずっと 不安の世界の住人
不安をなくすため がんばって生きてきて
でも からだは 悲鳴をあげていて いま
魂は からだから離れようとしている
病むのは 放射能のせいだけではない
お望みなら
その身を終わらせることも できるのですよ

あなたは いま
安心の世界の住人に なろうとあがいている でも
イモムシがサナギになるのに 苦しむだろうか と
魂の水先案内人

アイロンで お腹を温めながら 思う
わたしのお腹が ときどき痛むのは 
イモムシからサナギになる
脱皮の反応なんだろうな

(2016年4月11日)



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by johnny311 | 2017-07-07 07:57 | 日々の詩2016年