詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

お見舞い

ゴホ ゴホ ゴホ 下がらない熱
だるいなあ 年かなあ ブラブラ病かなあ

布団で丸くなっていたら
スギさんがやってきて あったかいそうめんを
こさえてくれた
夜道をとばし 相模原から
いつもの 南相馬へボランティア※
すごいなあ がんばってるなあ と 思ったら
泣けた

やさしい目のまんま 安心したんよ
背中をさすって ヒロミさんの 言う
でもね ゆんべね 子どもを怒鳴っちまって
と 言いかけて
泣いた

へっついの家と 土地と みんな買って
がっこうも 診療所も グループホームもつくりましょう
アメリカで トラストで 私 お金 集めるから
何年かかっても いいじゃない それが
セキさんの夢でしょ みんなの夢※でしょ
ね 元気がでたでしょう と話す
電話の向こうの ミエさんの声を聞いて
ただ ただ 泣いた

弱ったこころに 元気をもらったよ
あの人も 神様も
きっと 見守ってくれているしさ
じきに 満月
わたしの中も 満ちるでしょう

(2013.4.25)

※スギさんは神奈川の元の八百屋仲間で、勇気野菜プロジェクトで毎月被災地支援を続けている。
※みんなの夢というのは、作者が佐渡に保養所や学校、グループホームや診療所を建設するビジョンを提案していることを言っている。

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by johnny311 | 2013-06-27 08:34 | 第2集