詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「強い 弱い できる できない」

避難先 米沢 牛森宿舎の裏にある 
雑木林の 遊歩道
みんなのことを 祈ったよ 

わたしね できない自分が キライだった
弱い ところも 見せたくなかった
できる 強い 自分になりたかった

原発止めよう 避難は権利 保養事業を作ろうよ

でもね うまく できてないんだ
ちから なくても やるしかないのさ 福島に暮すからには
神さまが やりなさいって 言ってるのかな
何回も 失敗して 落ち込んで 
大好きな人から キツイこと 言われて
ポロ ポロ ポロ 泣いていた わたし

いまはね 弱い自分のままで いくことにした
泣くだけ 泣いたからさ
できない ところを 見せながら
強い 自分にならなくても 
弱さを 弱さのまま ひらく 
弱い わたしの生かしかたが きっと あると思うの 
そのほうが 楽だもの
それなら わたしも 生きられる

夏の 遊歩道をわたる風 
いまごろ 佐渡では朝ごはん
フクシマとは 比べられない セミの声 
ドンデン山にかかる 白い雲

(2013.8.13)

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by johnny311 | 2013-09-21 08:12 | 第3集