詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「息子よ」

うで立て 腹筋 ダンベル けんすい
見てみて オレ 筋肉 ついたでしょう  と
二の腕 見せる 息子

おめえは 筋力 よりも 知力 つけな
通信簿 2が ふたつも あるじゃねえか
ふん 明日から 冬休みだ バンザーイ
ねえ ねえ お父さん 腕ずもう やろう

いま いそがしい
なに やってんの
ゲンパツの 損害賠償に 出す
田んぼの 写真の 印刷

ああ 二本松の 田んぼだ
あの頃は 楽しかったね  と 息子が言うものだから
おれは 思わず 泣きそうに なった

田植え 草取り 稲刈り と
息子を 連れて 行ったっけ 
天日干しの お父さんの お米 おいしいねと
息子が 言ったっけ
 
それから 何食わぬ 顔して 腕ずもう
結果は 親父の 5連勝

望みもしない 米沢暮らしも 3年目
学校休むし 反抗期 
勉強はきらいで ケータイ はまっているけれど
サッカーは がんばって やっているよな
だからさ 知力つけろ って 
もう 言わない
いまは 得意な 筋力つけて
元気で 生きてりゃ それで いい

(2013年12月26日)

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by johnny311 | 2014-06-24 17:36 | 日々の詩2014年