詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「せつね」

あれも これも 茨城産 このごろ 多くない
さすがに 減ったね 福島のモヤシ
モヤシは 大丈夫じゃないの
水でしょ 問題なのは

佐渡の スーパーで
保養の支援者の やさい談義を
黙って 聞いてた

茨城産でこうだもの 福島のもの 売れるわけねえ
確かに おらも買わねえし 百姓でもねえけんどな
なんか せつね

3ベクレルでした
でも 売れません

天を 仰ぐ ナカムラさん
白鳥がやってくる 田んぼの おいしいお米
精米すれば 下限値以下だべ
だども 子どもには食わせられねと おらは西のコメ買う
心が ヒリヒリして せつね

「これは あなたにそうして欲しいから書くのではないけど
私は 福島の野菜を 食べることにした 食べることにした
誰にも 放射能の入っていない 健やかな野菜を食べて欲しい
でも 私は自分の野菜を 福島の野菜を食べることにした」 と
わかちゃんが 手紙をくれた
自然農で ていねいにこさえた 大根 じゃがいも ニラに葱
野菜のいのち どれも 愛おしいよなあ
だから食べるのかなあ 測ったからかなあ だけんど
やっぱり せつね

(2014年5月8日)
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by johnny311 | 2014-07-01 11:06 | 第4集