詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「ヒ・ミ・ツ」

わたしの ヒミツ
誰にも 言えない 恥ずかしい ヒミツ
でも ひとには 隠せても
神さまは すべて お見とおし

あのひとの ヒミツ
誰にも 隠したい 悲しい ヒミツ
でも ひとには 隠せても
神さまは すべて ご存じ

タチの悪い ヒミツ
戦争の用意 放射能の垂れ流し 原発事故の特攻隊
都合の悪いこと ぜんぶ 隠して
安全なところから 出す 権力者の ヒミツ
それを 暴こうとする者を 牢獄へ
誰が 捕まえられたか 生きているのか
死んでいるのかも ヒ・ミ・ツ

「死ぬなよお 生きて 帰ってこお」と 駅で 泣き叫び
ぶん殴られ 頭から 血、流す 母親を
出征列車から 凝視する せがれ
戦前が 始まった
テレビを見て 笑っている間に

戦争って 何か わかっか 
人殺し やらされるって ことだぞい
じりじりと 殺されていくのは
あんたに おれに こどもたち だぞい
ヒミツ法を 振りかざす 国の おエライさんは
何さまに なった つもりだべ
だどもな やっていること すべて
神さまは お見とおし

おそるるは 大いなるものの 声
株価や 大国の 影ではない

(2014年1月10日)


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by johnny311 | 2014-07-11 14:08 | 第4集