詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「人ばしら」

昔 水俣生活学校
いまは 福島スタディツアー

飯舘村の 細川牧場
えさを 喰む ポニー 
その向こうの 木の下に横たわる 影

もしや 
柵をこえて 斜面を登った
 
空を 舞う カラスの 群れ
つっつかれ 骨身を さらす ポニー
ここにも 向こうにも

この 仔たちは こうやって
放射能の被害を 見せているんですよ
人間の代わりに 人ばしら となって

そう言って カトリさんは 手を合わせた
立ちつくす マスクをした 人間たち

人と 馬と どれほどの 違いがあるのか
これが 明日の わが子と 思えないのか

昔 水俣病という 公害がありましてな
いまは 福島病としか言いようのない 奇病がありましてな
2011年3月11日の 地震から
やたらと ヒトが 病みまする

(2013年11月5日)


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by johnny311 | 2014-11-05 22:24 | 第3集