詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「えっちゃん」

セキさあん お久しぶり

ああ えっちゃん なつかしい
何年ぶりだろ

目の前の えっちゃんは
お腹 パンパン 大きくて
いまは すっかり お母さん

中学生の えっちゃんは 学校 おとなに 反乱し
自分を殴った 先公に スリッパ 手にして やり返す
18才の えっちゃんは 引きこもりの 弟を
私の塾に 連れてきた

20年ぶりかな
ぜんぜん 変わっていね セキさんは
あの頃は もっと ギラギラしていて でも
信用できる おとな だと 思ったよ

ありがとう うれしい そう 言ってもらえて
避難して 米沢に来たの

ううん 事故の前 嫁にきた
「ふわっと」 はね
ときどき 子ども連れて きているの
福島の人が いるからさ
原発事故が なかったら ここで 再会 してないね
子ども 産んだら 
わたしも 動くよ この子のためにも

きっと あなたの やることが
きっと あなたと やることが
あって 再び 出会っている
めぐる いのちの 輪の中で

(2013年12月10日)





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by johnny311 | 2014-12-19 22:38 | 日々の詩2013年