詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「支援のカタチ」

おれが フクシマのいまを
息子が 泣きながら 転校した話
3ベクレルでも 売れねえ 米の話
いやなら アメリカでも どこでも
出ていけばいいじゃねえかの話を したもんだから
その人は たまらず こう言ったんだ

教えて ください
いまフクシマに 必要な支援を ひとつあげるとしたら

うーん 
申し訳ねえですが それは 自分で 考えて くなんしょ
支援の カタチ それは きっとひとつでは ねえのです
100も 200も いくつもあって その中で やれること
考えて もらえば いいでねえべか
申し訳ねえ 答えになって なくて

ああ だども しいて 言えば スタディツアー
福島を 見に来てきてくなんしょ
なんぼか 被曝すっかも しんねえけんど
おらたちは そこで毎日 暮らしてんだし
からだで 感じてもらったら
支援のカタチ 見えるんで ねえべか

賑やかな 上田城の 花見客
そぞろ歩きの 柳町通りで ルバンのパン屋を 見つけたよ
懐かしい 味をかみしめながら
夜の森公園の 桜のトンネル 思ってた
愛でる ひとない ゴーストタウンの 桜道
あるじなくとも 花は咲く
春になれば さくら咲く
時が 来たれば ひとも咲く

(2014年4月14日)






by johnny311 | 2015-03-13 13:38 | 第4集