詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「さいなら」

わたしの名前 えみの え は
ヱ なんだよ それを あんたは
いっつも 大工の エ を書いてくる

猪苗代湖の 砂浴合宿
青森から来る たんびに こごと言う
ヱミさん さいなら

わたしね 病気で からだ こわし
ずっと 自然食のもの 食べてきた
福島には 住んではなんねえ
野菜 こさえてもなんねえと 思うのさ
農家のひと まことに 気の毒だと 思うけんど

そう 言いながら カンパをくれた
ヱミさん さいなら

感動しました
「原発いらない いのちが大事の歌」 一集 二集
20冊ずつ 送ってください

そう 言いながら まわりの人に
カンパ込みで 買わせていた ヱミさん さいなら

寺山修司を ボロクソ 言って
死んだ 息子の話で シュン となる
いいとこの家の ばあさんなんだけんど
オラのような 外れもんにも 耳かたむけ
84歳で 向こうさ 逝った
エミさん ありがとない
おれも そのうち 行くけんど
しばらくは 見守って くなんしょ

(2014年11月12日)


by johnny311 | 2015-08-03 13:12 | 日々の詩2014年