詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「テラくん」

ピッピッ 0,15
ピッピッ 0,13
ピッピッ 0,14

こたつの上の線量計 テラくんっていうんだ
ホウシャノウ だいたい 0,14マイクロシーベルト
もう 中も外も変わらない

ゲンパツ事故のあと 家の中で3マイクロシーベルト
庭で9マイクロシーベルト 死の灰 いっぱい浴びたんだよ
これからも 低線量ヒバクが続くってよ

おめさん キリバコって知ってっかい
ホウシャセンが見えんだよ 糸ミミズみたいなのが
どごにも ホウシャセンはあります
なにも気にすることありません みたいな話
コミュタンの人してたけんど じゃあ
なんで甲状腺ガン 175人にもなったの
自然でねえ ゲンパツの放射能だからでねえの

ピッピッ 0,15です
ピッピッ 0,13にさがりました
ピッピッ 0,14にあがりました

わがやのホウシャノウ テラくんが教えてくれる
テラくん フランス経由でウクライナからやってきた
6万円もしたけど 買うしかなくて あの時は世界中になくて
いまは ひとりに一台 エステーもあるし
テラくん ちゃんと働いてくれるけど
用がすんだら スイッチ切る
ピッピッの音 聞くと やっぱし切ないからな

(2016・10・27)






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by johnny311 | 2017-11-24 11:27 | 日々の詩2016年