詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「ダイアローグ」

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タンタスコ スコタン タンタスコ スコタン
ヘイ ジャック!
伊達市の若連に呼ばれたフランス人は ステージヘ
バチを手に 器用に和太鼓をたたく
タンタスコ スコタン タンタスコ スコタン
湧き上がる歓声と笑顔
何とも言えない へんな気持ち
おいおい 歓待の相手 間違えてねえが

ふいに思い出す ヒロシマのいしぶみ
「安らかに眠ってください
あやまちは
繰り返しませぬから」

この目の前にいる人たちは アイ シー アール ピー
国際放射線防護委員会の人間
復興のためのダイアローグにやってきた と言っているが
オラたちを苦しみに突き落とした 原発推進の 
原子力ムラの者どもではねえのが
そったらごど言う オラはひねくれ者か

避難指示が解除され 生活の自由が戻ってきたというけれど
自主避難者の住宅支援は打ち切りで
自死した人の話もでてこない
未来を語りましょう
被害者でい続けることから何も生まれない
長崎、広島と比べて大騒動する話ではないですよ の住民の声
南相馬からきた男は
水と空気と土と 測らなければわからないと言ったのだが
復興に向かってがんばっている人たちの中では
たった ひとりだったのです
そういう作りの ダイアローグだったのでしょう
本当の対話は いつ始まるのでしょう
あなたと わたしと みんなとの

(2017年7月9日)


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by johnny311 | 2018-07-13 19:55 | 日々の詩2017年