詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「雨に立つひと」


右手に ビニール傘
左手で プラカード
「子どもを 放射能から守ろう」
「原発ゼロの未来へ」「国と東電は責任を果たせ」
「アベ政治を許さない」
雨の須賀川 ヨークベニマルの前
道ばたに立つ人は 代わるがわるハンドマイクをにぎる

こんなところでやらんでくれ と
最初 店から文句がきてね
でも いまは来ません
みんな被ばくしているからかなあと笑う 雨に立つ人

毎月のスタンディング それぞれの思いを話すけんど
でも だれも振り向かない だれも立ち止まらない
雨だからかなあ
今日はギター持ってきたけんどなあ
あきらめてマイクにぎって

ご通行中のみなさん 二本松からきたセキと申します
私の家族は米沢に避難してます
でも支援打ち切られ いまは不法占有者
出ていけと 今度 裁判にかけられます
ご通行中の皆さんの中に 創価学会の人はいますか
我が家は学会でした でも いまの学会 公明党は何ですか
ファシストの手先ではありませんか
初代会長は 治安維持法で 獄中で殺されたんですよ と話したら
チラッとふり向くひと

立ち止まらんでも こっちさ来なくても
聞こえている 伝わっているべ
おんなじ 被ばく者なんだもの
被ばく者が 雨に立っているんだもの

(2017年7月25日)

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by johnny311 | 2018-07-29 19:03 | 日々の詩2017年