詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「プンムル 風の供物」

d0320318_12070598.jpg

ドンドコ ドンドン ドンドコ ジャン
ドンドコ ドンドン ドンドコ ジャン
台風の 雲が遠のく 河川敷
青空に おどるプンムル あか 黄 あお

ドンドコ ドンドン ドンドコ ジャン
ドンドコ ドンドン ドンドコ ジャン
プンムルの輪 いくえにも広がって
みんな笑っているのだが
夕日に 小手をかざし見つめる
黒い服の おんなのひともいて
ここは 悼み 祀らう 神ごとの場なのだな
おどりの輪から 手招きするミンジャ
でも おれは土手で 幾百 幾千の見えないひとたちと
プンムルを見つめていたのです

ドンドコ ドンドン ドンドコジャン
ドンドコ ドンドン ドンドコ ジャン
ほうせんかのタネ いりませんか
ほうせんかのタネ 受け取ってください
だまって チラシを 渡すひと
骨を見つけなければ 終わらない
謝罪がなければ 始まらない

ただ 悼(いたむ)と刻まれた いしぶみ
言いたいことも たくさんあっただろうに
手を合わせ 供養のママドールをおいて
オレは福島さ 帰った

ドンドコ ドンドン ドンドコジャン
ドンドコ ドンドン ドンドコ ジャン
プンムルは おれの中でいまも
なり響いているのだ

(2017年9月2日)


[PR]
by johnny311 | 2018-09-06 12:07