詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「ミサイル発射 と言って戦争をこさえる」

めざましのつもりか Jアラート
「ミサイル発射 ミサイル発射」と 朝からやかましい
がんじょうな建物だの 地下に避難しろと言うが
うちは古ぼけた平屋 布団かぶるしかねえ

北朝鮮のミサイルで
ただいま 運転を見合わせております
駅舎の中で 窓から離れてお待ち下さいと 駅員は言う
おれは無視してホームに入り 外れの便所で腰おろした
ミサイル ウンコしている間にどっかさ行ってるべ

「ミサイル通過 ミサイル通過」
ただいまより 運転を再開いたします
列車遅れまして 大変ご迷惑をおかけしました
だんまりのまんま 電車に乗り込むひとからは
不安と不満とイライラが ジトーと伝わってくんだども
いつものように電車は ガタンゴトン走り出し
ひとはスマホ片手に 居眠りを始めるのです

おめさんがた なじょに思いやしたか 朝の警報
やっぱしアメリカから 迎撃ミサイル買わねばと思ったか
憲法変えて 戦争できる国にするべと思ったか
ミサイル発射と言いながら 戦争をこさえているのでねえべが
おらの親父たちは 戦争で人殺しをしたし やらされた
戦争でご飯を食べていると
ご飯を食べるために 戦争やるようになる
戦争の支度の前に 対話だべ

おらたちは 福島で被ばくさせられました
おどかすだけのミサイル警報出す前に
あっちこっちの原発のミサイル対策 なんとかしろ
そう 思いやすが いかがでしょうか

(2017年9月15日)


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by johnny311 | 2018-09-22 07:44 | 日々の詩2017年