詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「除染」

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ウィーン バリバリ ウィーン バリバリ
はじまったない
ウラのお寺の 土手の草刈り
いやいや 草刈りでねえ これは除染
竹 草 枝を バサバサ刈って
熊手で落ち葉 ガシガシ集め 黒い袋さビシビシ詰めて
家の中の線量 0.16マイクロシーベルト
いつもより なんぼか上がってるけんど
やぶにはハチもいたし きれいにしてもらって
ありがたい ありがたい

お疲れさまです
いっぷくの作業員の皆さん 頭をペコリ
マスク外した その中に
なんとまあ おなごもいるでねえが
しかも どう見たって ガイコクジン
ニッコリ笑って かわいいのお
だども これは除染の仕事 おれは何となく
申し訳ねえような 気の毒なような気持ちになったさ
それでも やっぱし
ホコリ吸いたくねえから 外さ出かけた

夕方 帰ると
さっぱりとした ウラの土手
黒い袋も どっかさ消えてたんだが
山から落ち葉降ったら また上がるべ
除染も 来年で終わりだど
あのガイコクジンのおなご もう 来ねえべな
おめさん どう思いやしたかフクシマを
ここさ住まう おらたちを と
おれは 心の中で 
そうっと 話しかけたんだ

(2017年9月23日)


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by johnny311 | 2018-09-24 14:42 | 日々の詩2017年