詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「墓どこ」

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墓どこの 曼珠沙華
彼岸 過ぎたら色あせる
山木屋の墓石 除染の作業のみなさんに
みがいてもらって うれしいか

墓どこの 向こう
6年ぶりに開く 国道114号線のゲート
車だけ 歩きもバイクもダメなんだって
なんで
線量が高いからでしょ 30マイクロもある
あと山木屋に 道の駅こさえるんだって
ふーん 戻る人どれだけいるの なに売るのかな
知らない

墓どこの下は 黒いフレコンバッグ
いつになったら片付ける
墓どこの上は 雑木林
ザワザワの木枯らし吹いたら
また 線量上がるべな
ああ いっぱいの落ち葉で
いっそ目ざわりな フレコンバッグを埋めてくれ
そしたらしばらく 忘れていられっからな

(2017年9月28日)


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by johnny311 | 2018-09-29 14:43 | 日々の詩2017年