詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「生きる が仕事のブンさん」

歩けなくたって
手が使えなくたって
思うようにしゃべれなくたって
せいいっぱい 生きている
それがCPの ブンさんの仕事

おっぱいが飲みたくて
抱っこされたくて 一生けんめいに
オギャア オギャアと泣く
それが生まれたての 赤ん坊の仕事

自立して 生きてきたからか
惚れる おなごもできて
なんとまあ 子どもまで授かった

ありがとう 愛しているよ
15分かかって 病院の奥さんに
メールを打つブンさん
それから 送信ボタン
返ってきたのは まるまる太った赤ん坊の写メ
かわいいのお
あんたに似て 男前だのお
クシャクシャの顔で 笑うブンさん
いっしょに笑いながら
なんだか 泣けてきたのさ

すごいな
生きるって それだけですばらしい
だから 戦争も被ばくもイヤなんだよ
赤ん坊が 兵隊に引っ張られないように
原発の後始末に駆り出されないように
選挙さ行くべな ブンさん
憲法変えたいヤツラさ
いっしょに NO!と言うべ

(2017年10月6日)


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by johnny311 | 2018-10-12 11:29 | 日々の詩2017年