詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「助けてくなんしょ」

胆石取った 腹の傷
咳のたんび キリリとナイフ 突き刺さる
切ねかったから 助けてくなんしょ と
誰彼なく フェイスブックの皆さんに うめいたのさ

まずあたためること それから
ハチミツに生姜 レンコンのすりおろし
マスクもカイロもいいですよ
それからノロノロ 腹を押さえて隣の部屋
6年前から山積みの サージカルマスク取り出して
冷蔵庫の生姜かぢって 白湯 飲む

あの日もそうだった
原発は爆発 続く余震
だどもガソリンなく 逃げられねえ
人気のない町 支配する不安
心臓はいつもドキドキしててな
誰彼なく 助けてくなんしょと 電話したのさ

そしたら
玄米に味噌だ 金送るぞ 自転車で逃げろ
いつでもこっちさこい のメール
17日の朝には 山梨のヒロちゃんたち
ガソリンタンク満載のワゴン車でやってきてな
ああ おれたちは 見捨てられてねえと思ったら 涙出た
国は民を守らない
国はおれたちを逃がさない
つながりこそがセーフティネット

夜中に 甘酒に生姜いれ コトコト煮て
飲んでマスクして 湯たんぽして寝たよ
皆さんに手 合わせてな

(2017年11月11日)


by johnny311 | 2018-11-22 18:31 | 日々の詩2017年