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詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「追い出し」

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11月の 山形の裁判所
追い出し食らう避難者が
氷雨に震えて立っている

なんで 福島に帰らない
どうして 避難 続けるか なんで 家賃を払わない
おめさんは そう おっしゃる だども
いまも 避難 続けねばなんねえのです

初期ひばく いっぱい浴びせられ
被ばく基準20ミリ 住宅支援終了と言われるが
二本松の家 0,15マイクロシーベルト
植え込みの陰 吹きだまり ホットスポットあちこちに
やっぱり ここで 子育てはしたくないのです
フクイチの2号機 格納容器にぶら下がる デブリ
なんかあったら また 逃げねばなんねえのです

いや もう避難する状況ではない
帰還がイヤなら移住を とおっしゃるおめさん
3月31日が過ぎれば
居座っている不法占有者ども 家賃払ってさっさと出ていけ
いつまでも 福島が危険みたい話を語り
復興の足を引っ張る 悪質避難者
お前たちは犯罪人だ と裁判にかけられる
なあ ひどい話だべ おかしな話だべ
好きで避難したんでねえんだよ 国と東電のせいだべしさ

あの日 地震で配管ポキポキ折れて
格納容器 空焚きで あっと言う間にメルトダウン
地獄のカマがドッカン開いて ドクをこの世にまき散らす
ニホンジンはみんな 被ばく者になったのさ
だども 原発は再稼働 アベ政府は選ばれて
だども おらたちは追い出しを食らい
冬空の下に立っている こぶしを握ってな みんなとな

(2017年12月3日)


by johnny311 | 2018-12-12 10:29 | 日々の詩2017年