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詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

「なあ おめさん」

記者さんが言うのです

あれから6年9カ月
線量 下がった 野菜からもそう出ない
みんな フツーに暮らしている
福島に帰りたくないのなら 移住すればいい話
なのに 家賃払わず居座って
セキさん
なんで 「避難生活」続けるのか

そう仰る おめさんよ
初期ひばく いっぱい浴びせられたから
線量の低いところに 居たいのです
二本松の家のホコリ いまも4、767ベクレル
植え込みの陰 川っぺり 市役所の辺り
あっちこっちさ ホットスポットあって
ここで子育て したくないのです
フクイチの2号機 格納容器にぶら下がるデブリ
いつ落ちるか 何かあったら また逃げねばなんねえから
なるべく遠くに 居たいのです

なあ おめさん
そもそもは 国と東電の責任
好きで避難したのではねえぞい
子どもが大きくなるまで 被害者がもういいと思うまで
せめて 住まう所を提供するのが
加害者の責任ではないですか

「避難は権利」 そう思うから
被告と呼ばれて 山形地裁の前に立ち
11月の雨に震えながら 声を上げることにしたのです
わたし 間違っていますか
なあ おめさん

(2017年12月4日)


by johnny311 | 2018-12-14 07:47 | 日々の詩2017年