詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

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「誕生日から」

お誕生日 おめでとうございます
まだまだ がんばってもらわないと
老兵は死なず 年には見えませんよ
なんて ビミョーなメッセージ ありがとない
オレ 2月7日から 変わる予定なんだ

それまでは どん底
あの人とはケンカ お話会もふいにした
信用もするり落っことし どんどん元気もなくなって
いまはそういう時 冬に種まきしてもダメでしょ
焦りは禁物 でも 誕生日まで
そこから上がっていく はずだったのに
次の日 ぎっくり腰で イテテ イテテ
話 ちがうんでねえが

窓の外は雪がチラチラ 明日から 西日本は大雪
ラジオから アローンアゲイン
ああ またひとりかと思っていたら 電話
いっしょに それぞれの思う
福島のいまを 話そうって

そういうことなんだな
誕生日 過ぎたから きっと
いいことも悪いことも かわるがわる やってくる
これでいいんだ
そういうことなんだ

(2017・2・8)






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by johnny311 | 2018-02-12 14:06 | 日々の詩2017年

「シャンプー」

きのう あのひとに ふられた

けさは お風呂で 毛染めのシャンプー
コンブのエキス手にとって しらが頭にぬりこんで
ゴシゴシ クチャクチャ ゴシゴシ クチャクチャ
じじいだって ゴシゴシ
恋をするんだ クチャクチャ
忘れろ ゴシゴシ 次いけ ゴシゴシ
幸せは そっとしまって
みれんは熱いシャワーで流して

カガミの中の 茶パツのオレ
ウン いけてる いけてる

ポカポカのお天気 おもてさ出て
髪をふきふき ひなたさ いた
雨どいの下 ふきだまりの木の葉 植え込みのかげ
あっちこっちから 放射線はとんでくるのだが
なあに オレも生き物だもの
なんぼかは お日さまにも あたらねばなんね

おとなりの 雪の残るかわら屋根の
その向こうの 白い麓山を見ながら
オレは 福島から出ていった
あのひとのことを おもっていたんだ

(2017・1・26)






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by johnny311 | 2018-02-01 19:56 | 日々の詩2017年