人気ブログランキング |

詩と写真でつづる311 関久雄「原発いらない、いのちが大事の歌」

<   2019年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

「アベはやめろ!」

d0320318_12513233.jpg

あわれ 役人は首を吊り
おえらいさんは 知らんぷり

公文書を書き換える これは改ざん犯罪で
責めを恐れて 首を吊る
役人が 勝手に文書書き換えるなんて あんめえ
おえらいさんのご意向には 逆らえなかったんだべ
哀れだのう 恨みは深いのう

これが おえらいさんの目指す
明治から150年 帝国主義国家のありようか
民主主義などいらない そもそも
国民に 人権などあるのがまちがい
そう言って憲法を変え 戦争のできる国を目指す
初代会長が獄中で殺され 「戦争ほど悲惨なものはない」と言ったはずの
創価学会と公明党を巻き込んだのだから
ファシスト体制は出来上がった と思っていたのだろうが
被ばく地 福島では
「戊辰から150周年」という声もあるのだぞ

今日は金曜日
官邸前から国会前から 日本中のあっちこっちから
アベはヤメロ アベはヤメロ のコールが聞こえる

貧乏人も 被ばく者も 弱き人も避難者も 若者も
非正規労働者も 韓国人も 女も子どもも 年寄りも
アベはやめろ 内閣は総辞職 
アベは獄中へと叫んでいる

(2018年3月16日)


by johnny311 | 2019-05-22 12:51 | 日々の詩2018年

「春一番」



風は ドウドウ
山の木 ユッサユサ
木の葉 バラバラ 屋根さ落ちて
おれは はがれたトタン板に石乗せて
おーい なんぼか おだやかに吹いてくれねえか と
風に言ったのさ

ハハハ あと半日は吹くぞ
それより 西のゲンパツに気をつけろ
また爆発したら 一日でやってくるぞ
そう言って風は 岩代の向こうさ飛んでいった

ジコったら どこ逃げる
ジコったら どこさ逃げる

風は ドウドウ
山の木 ユッサユサ
枯れ葉もホコリも バラバラ舞って
放射線量 また上がって

おれは倒れた自転車を起こし
東の山から上がり始めた
大きなお月さまを眺めた

(2018年3月4日)


by johnny311 | 2019-05-11 10:16 | 日々の詩2018年

「魚屋のおかみさん」

d0320318_07300273.jpg

魚屋のおかみさんがレジで
今年の南小の一年生 28人
女の子たった8人だよ とこぼす
やっぱし 帰ってきてもらいたいね とお客さん
そうだね とおかみさんが言わなかったのは
女房と子どもを米沢に避難させている おれが並んでいたからか
なんか悪いような 
仕方の無いような面持ちでいたからか

黙っていたのさ
昨日は県庁に行って
1万7千116筆の署名を出してきたことをな
避難住宅から追い出しを食らい
裁判にかけられていることをな

今夜の晩ごはんは オランダ産のアジの干物
農家からいただいた白菜は みそ汁に
地元産だって 測った物は食べる
ありがたくな

明日は 初期被曝の学習会
避難を続ける意味を 話せるようになりたいのさ
それから 余ったマヨネーズを配る段取り
助け合って暮らせる つながりを作りたいのさ
夢みたいなこと 回りに話していきたい
魚屋の おかみさんにもな

(2018年2月23日)


by johnny311 | 2019-05-07 07:30 | 日々の詩2018年

「一本のアイロンと 添える手」

d0320318_11573131.jpg

日曜の午後
手ぬぐいをかけた おなかを
アイロンで 温熱マッサージ

どう おかあさん
ああ いい気持ち
ここがキョウセンで ここはカンゾウ
おなか温めると メンエキリョクがアップ 
そう教わった
ねえ 幸せ と聞くから
うん 幸せ とこたえた
 
本が出ました
しあわせになるための 「福島差別」論
被ばくは問題ない 普通に暮らせる 保養はいらない
福島が受けた「差別」を超え幸せになろう みたいな本
読んでも 幸せな気がしない
だって 甲状腺ガンの子ども194人もいるんだよ
黙っているけど 不安は消えないんだよ

それでね
わかったことは
アイロンをかけてもらうと
あったかくて 幸せな気持ちになること
子どもでも誰でも やれるということ
一本のアイロンと 添える手があれば
幸せのお手伝いができそうだから
わたしはそっちがいいな

(2018年2月15日)


by johnny311 | 2019-05-05 11:58 | 日々の詩2018年